この男の時流を読む凄さに今更ながら驚かされる。今の原発への不信には「左派」も「右派」もない。ただ原発に代わる何かを、というニーズだけが増えている。しかし民主党も旧民社党系の奴らがいるせいか腰が重いし、自民は論外(河野太郎を除く)。社民や共産は支持拡大のチャンスだが、やはり「プロ市民」的な見方をされ損をしている。既成政党はもうダメかもしれない。そこで孫である。100億に加え脱原発財団をいち早く設立表明し、今や日本人が欲している「最大のニーズ」をつかんだ。職業政治家よりもはるかに政治家らしいではないか。「持ってる男」とは、孫のことである。
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